名物グルメやお菓子
静岡に来たら絶対に食べたいグルメ
静岡の代表的なグルメとしてまず挙げられるのが「うなぎ」です。土用の丑の日や夏バテ対策で食べる人も多いかと思います。特に浜松市や三島市で食べるのがおすすめです。なぜ三島市がおすすめなのかと言うと、富士山の湧き水でうなぎを泳がせるため、うなぎの持つ泥臭さがきれいに消えて美味しく食べられるからです。静岡ならではの一手間があるので、他とは一味違ったうなぎになるのです。
浜松市は「浜松餃子」もおすすめです。餃子と言えば栃木の宇都宮をイメージする人も多いかと思いますが、浜松餃子も見逃せません。浜松餃子が他の餃子と異なるのは、もやしが上に添えられている点です。フライパンで焼く際に、餃子の真ん中にできる空間にもやしを入れて見栄えを良くしようとしたのが起源です。一世帯当たりの餃子購入額が全国でもトップクラスの浜松市ですが、市内にはなんと300店舗以上も餃子を食べられるお店があります。
浜松餃子と並びB級グルメで人気なのが「富士宮焼きそば」です。富士宮焼きそばは指定された麺を使って作られます。コシがあってモチモチの麺は普通の焼きそばとは違う食感で、一度食べたらやみつきになります。富士宮焼そばは仕上げに削り粉をかけます。お店によって削り粉の種類に違いがあり、目玉焼きなどその他のトッピングも多様です。
そして「静岡おでん」です。おでん自体は日本全国で愛されている食べ物ですが、静岡おでんは他のおでんと一味違います。静岡おでんはすべての具に串が刺さっています。また、黒い汁や黒はんぺんなどがあり、からしや出汁粉を付けて食べます。スープが黒いのは、豚モツなどから出汁を取り、さらに醤油で味付けをしているためです。
多くの人に愛されているお菓子
静岡で古くから愛されているのが、和菓子の「安倍川餅」です。徳川家康にちなんだエピソードもあるほど歴史のあるお菓子です。現在の安倍川餅は100%もち米で作られており、コシがあって食べ応えがあります。
洋菓子なら、浜松市に本店を構える「治一郎のバウムクーヘン」がおすすめです。普通のバウムクーヘンとは違ってシットリかつサックリしていて食べやすいです。創業者の治一郎が「飲み物がなくても食べられるバウムクーヘンを作りたい」という思いから開発したものです。卵黄とバターをたっぷり使った、食べ応えのある一品です。
お土産としても人気なのが、「バリ勝男クン」です。鰹を原料として作られたスナック菓子で、食べ始めると止まらなくなります。また、そのネーミングからゲン担ぎのアイテムとして人気です。