静岡に住もう

ここにしかない魅力がたっぷり!

就農という手もある

           
就農という手もある

農業という道

静岡は工業地帯があり製造業関連の需要が高い一方で、気候に恵まれているため農作物が豊富で第一次産業も盛んです。静岡は全国に先駆けて就農支援を行ってきた実績があります。平成22年度の時点で、39歳以下の若者世代の新規就農者が155人、他産業からのUターン就職者は187人と高い数字を残しています。
農業は天候や環境の変化がダイレクトで収入に影響する分野です。ある程度収穫高の目安を立てることはできますが、それが必ず達成されるわけではありません。ある意味リスクの高い職業です。また、農業を始めるためには機材の購入などにかかる初期費用が必要です。そこで注目したいのが、静岡で実施している就農支援制度です。

働きながら学ぶ就農実践研修

静岡では農業に興味があるものの今一歩踏み出せない人を対象にした、短期農業体験を行っています。「働きながら学ぶ就農実践研修」と名付けられたこのプログラムでは、3~7日間、先進農家で収穫や栽培の手伝いをして、農業の現場を体験できます。短い期間で行われるので、長期休暇や有給休暇を利用して参加する人も多いようです。実際に農業を体験し、やりがいを感じたら本格的に就農を考えるという手順を踏めます。

就農応援プロジェクト

農業に対する意欲がすでに高い人に向けたプロジェクトとして「就農応援プロジェクト」があります。就農希望者向けに就職相談会やセミナーを開催しています。就職相談会では人材を募集している農業法人や個人農業者との個別相談会を行っています。セミナーでは具体的な就農支援策の内容を紹介するだけではなく、実際に就農した人の体験談を聞くことができます。また、農業法人や新規就農者として活躍している人のところへ訪れるバスツアーを開催しています。無料で参加できるので、情報収集の場として活用しても良いでしょう。

情報を集める方法

都心に住んでいる人は、なかなか現地に足を運べません。そこで活用すべきなのが、静岡県移住相談センターです。農業体験に関する情報提供など、新規就農者向けのサポートを行っています。また、東京や大阪で毎年開催される「新・農業人フェア」もおすすめです。静岡のブースに行けば多くの情報を得られます。
現在、国や自治体は新規就農者に向けた支援の強化を推し進めています。その中でも静岡は次世代の育成に力を入れており、様々な取り組みを行っています。農業はやりがいのある仕事として若者世代から注目を浴びています。静岡に転職するのであれば、就農も選択肢の一つとして考えてみましょう。